気がついたらJUMPの沼に落ちた話

そこそこ長い間、生きてきたけどジャニーズのFCに入ったことはなかった。

私が中高生の時にキンキがドンピシャ世代だったが、それでもテレビを観たりCDを買ったりするだけでFCに入ることもコンサートへ行くこともしなかった。

それは私がいわゆるバンギャとカテゴライズされている側の人間だったからかもしれない。バンドのチケ発だ、ライブだ、インストアだと追いかけまわしていた。

追いかけていた理由はそのバンドのライブが最高に良くて何度も観たかったら。

それだけだ。

それがまぁ解散やらコロナやら何やかんやで遠のき、声優を追いかけるようになった。

そのバンドの解散が結構、精神的にきつかったのと、まぁ、その人のお芝居が好きだからと中高生の頃オタクだったことが影響しているのは分かりきっていた。3つごの魂百までは事実なのかもしれない。

 

死ぬまで何かを追いかけている人生だろうと思いながら生きているので、オタクやバンギャや邦ロックは、今までの人生で馴染みきっているのでそのカテゴリーの中でウロウロしながら、生きていくのだと思っていたらうっかりHey! Say! JUMPの沼に落ちた。

きっかけは暇つぶしに見たジャにのちゃんねるだった。

 

ちなみにここ数年、家のテレビはHDD(アニメやドラマ)orBlu-rayor配信サイト再生機としてしか活躍しておらず本来の使用用途では使われていない。

最近のバラエティーや恋愛ドラマが苦手なこと、流行りものに興味がないことが原因でもあるし、今や必要な情報はネットで簡単に『必要なとこだけ』を取得できるので、まともにテレビを観ていないので、誰が誰だか分からないということが結構ある。

そして暇つぶしと言えば、iPadでYoutubuを観ることになる。

オススメに出てきたもので興味があれば見るし、興味がなければ急上昇動画を観にいったりもしていた。

 

その暇つぶしで見たジャにのちゃんねるの山田氏が私が勝手に作り上げていたイメージとは違っていて、興味を持ったのが最初だった。

私は彼の見た目とだいぶ昔に見たワイドショーかネットでの某スポーツ新聞のガセネタの影響で割と激しめに夜遊びしている強気なタイプの人間だろうと勝手に思っていた。

しかし、Youtubuを見てみると、私が抱いていたイメージとは真逆なタイプなのでは?と思ったのが最初で、やはり人は自分の目で見て、自分で判断してみないと分からないなと反省した。

その後も某ちゃんねるで他所のかわいい子供の成長を見守るためにYoutubuを見続けて、ついでにジャにのちゃんねるも観ていた。

その頃はまだ顔の綺麗な礼儀正しい子、大きくなったなぁくらいしか感想を持っていなかった。

 

ある日、オススメに狼青年のMVが出てきたので見てみたら沼に片足を使っていた。

私が今まで聞いてきた女性アーティスト名を挙げていくと、椎名林檎Cocco天野月子、鬼塚ちひろと、まぁ女王鉢も確実に私のツボに入るラインである。

当然、狼青年は楽曲はもちろん、ダンスも好きだった。

そこから狼青年のMV目当てでアルバムを購入し、曲を聴き始める。

私の中で20代前半で時が止まっていた彼らがアラサーになり、色々とスキルが高くなっていたことを知る。

そして出演番組を録画したり、公式のYoutubuを見たり、Youtubuのコメントを見たりして最後の片足も沼に浸かっていた。

多分、JUMPのことを「箱庭」と書かれているコメントが引っ掛かったのが最初だった気もする。

何故、そう呼ばれているかをネットの海で知り、Fab.のBlu-rayのライブ映像やトレーラーをYoutubuで見て、これは買っておこうと購入し、ついでにFCまで入っていた。

今年、15周年目を迎えるということもあったので周年イヤーに向けて何かあるかなと思い入っておこうと思ったというのは言い訳です。が、まぁそれに足してFC動画を見たかったというのも理由の一つです。

FC動画で見てると8人で仲良く平和にわちゃわちゃしてるのを見守っているのが平和でだなと。

8人でいると誰がどういう性格をしてるのかとか、役割とかもうっすら見えてくるので関係性にもえるオタクたちにはFC動画は最高ですが、FCの会員しか見れないのがねぇ。

8人でいる時をテレビで見れるのは関東の人だけか、音楽番組に出てる時だけなんだよなぁ。

それこそJUMPはYoutubu向きな気もするから公式チャンネル作った方が新規獲得できると思うけど、やらないんだよなぁ。

まぁ、色々な事情が絡んでるのだろうけど。